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フリーの採用広報ライターに、フィードフォースの社風を聞いてみました

「御社はどんな社風ですか?」
「どんな人が多いですか?」

これらは採用活動のなかでよく聞かれる質問の筆頭ですが、どうお答えすればいいものか、なかなか難しいものです。長く働いていると、自社を客観的にみれなくなってしまうんですよね。

自社の社風を説明するのが難しいなら、社外の方に聞いてみよう!と思い立ち、フィードフォース社員7人のインタビュー記事を手がけているフリーの採用広報ライター宮原さんに話を聞いてみました!

「社外の方からみたフィードフォースの社風」をぜひご笑覧ください。

※はべはるさんはフィードフォースを卒業されました。

採用広報ライターからみたフィードフォース社員の印象

――今日は、ライターとしてフィードフォース社員のインタビューを担当している宮原さんに、フィードフォースの社風についてお聞きしたいと思います。さっそくですが、宮原さんからみたフィードフォース社員の印象はいかがですか?

宮原 フィードフォースさんの社員は「大人でまじめ」「内に秘めた情熱がある」「価値観の押しつけがない」「素のことばで話してくれる」などの特徴があるなあと感じています。

フィードフォースさんとは7本のインタビュー記事を手がけていますが、みなそれぞれ個性がありつつ、これらの特徴は共通していると感じました。

――ありがとうございます。ではひとつずつ掘り下げて聞かせてください。

インタビューの工程で伝わる、大人さとまじめさ

宮原 まずいちばんに感じたのは、「大人な方が多い」という印象です。

インタビューをした皆さん、それぞれにしっかりとした芯と自分の考えを持っていながらも、その考えを他人に押しつける感じがないんです。「あくまで私の考えですけど」と配慮されているのが感じられます。自分以外の考えを否定しようとしない、包容力があるというか。

自分の考えをしっかり持っている人ほど、「これはこうだ!」と強い意見を持っているものですが、フィードフォースの皆さんにはそういう押しつけ感がまったく感じられませんでした。
インタビューでも、「これはあくまでわたしの意見なんですけど」とか、「いろいろな考えがあると思いますが」など、多様な価値観があることを前提にした回答をされる方が多かったです。

――確かに、考えや価値観を押しつける人は社内にいません。言われてみれば、それも社風かもしれませんね。

宮原 それから、皆さんがよどみなくインタビューに答えてくれるのも印象的でした。インタビュー慣れしていない方は、緊張のあまり言葉が出てこなかったり、想いをうまく言語化できなかったりするものだと思いますが、フィードフォースの皆さんは、どんな質問にもすらすらとご自身の考えを語ってくれました。

逆になべはるさんにお聞きしたいのですが、話せるタイプの方をインタビューに人選されているんですか?

――いえ、必ずしもそうではありません。みなインタビューに慣れているわけではないですし、話すのが苦手なタイプもいます。おそらくですが、事前にインタビューのテーマについて準備をしていたから、よどみなく答えられているのだと思います。

宮原 皆さんしっかり事前準備をしてくださっていたんですね!インタビューの事前準備をしておくことも決して当たり前のことではなく、社風の表れだと思います。お話ぶりからも感じていますが、皆さんとてもまじめな印象です。

内に秘めた情熱を感じる

宮原 大人でまじめというだけではなく、お話した皆さんから、「内に秘めた情熱」のようなものを感じました。
インタビューでのお話ぶりは、冷静で淡々とされているのですが、その内面にじつは熱い情熱を秘めている。そんな印象です。

――どのようなときにそう感じたのでしょう?

宮原 特に印象に残っているのが、当時新卒2年目の川井さんに話を聞いたときのことです。

「次に入ってくる新入社員のことを考えて…」「自分が一人前になった先のことも考えて…」という常に先を見越した考え方と行動に、新卒2年目とは思えないなあと、ただただ感心しきりでした。

宮原 ふつう、若手のうちは目の前のことで精いっぱいだと思うんです。それなのに川井さんは、自分が成長したその先まで見据えている。川井さんの語り口は冷静でクールな印象なのですが、内にこんな熱い情熱を秘めているのか、とびっくりしたことを覚えています。

素のことばで話してくれる

宮原 それから、一見ネガティブなことも包み隠さず、ありのままを話してくれるのも印象的です。

ふつう、インタビューとなると「いいことを言わなきゃ」とかまえてしまうものです。その結果、ちょっと背伸びしてしまったりカッコつけてしまう、なんてこともよくあると思います。

――確かに、インタビューではいいことを話さないと、と身構えてしまいますよね。

宮原 でも、フィードフォースさんのインタビューではそれはありませんでした。変にカッコつけず、ネガティブなことでもありのままに話してくださるんです。

例えば、中途入社エンジニアの浅田さんにお話しを聞いた以下の記事では、「入社当初、能力不足を感じて焦りばかりが膨らんだ」と、うまくいかなかったことを率直に話してくださいました。

宮原 浅田さんは、ご自身の失敗やうまくいかなかったことを、かざらない素のことばでとつとつと語ってくれたんです。昔の失敗を冷静にふりかえり、受けとめられているんだな、と印象的でした。

――確かに、失敗を受け止めているからこそインタビューで話せるのでしょうね。

宮原 仕事をしていると、悩みを抱えたりうまいくいかずに苦しいことが、誰しもあると思います。そういった苦しいことを隠したり目を背けるのではなく、向き合って受けとめたうえで仕事を楽しんでいる印象を受けました。

社員と変わらない接し方をしてくれるので働きやすい

――最後に、フリーの採用広報ライターとして働きやすいポイント・働きにくいポイントがあれば教えてください。

宮原 働きにくいと思ったポイントは本当になくて、とても働きやすいです。

企画意図が明確で、事前にていねいに説明してくれますし、事前にインタビュイーがどんな人かの情報をいただけるので、インタビューの事前準備がとてもしやすいです。

原稿入稿後の修正も、どんな意図でどう修正したかを共有してくれるので、次の原稿執筆に活かすことができています。

――たしかに、執筆を重ねるごとにフィードフォースのnoteらしい文章になっていて、チューニングをしてくださっているのが感じられます。

宮原 それから、公開された記事がどれくらい読まれたのか?の数値をフィードバックしてくださるのもうれしいです。やっぱり、自分が関わった記事がどれくらい読まれているか気になるものなので。

――働きやすいと思っていただけてうれしいです。これらは、自社の社員に仕事を依頼するときと同じ感覚で仕事を依頼し、フィードバックを行った結果だと思います。雇用関係ではありませんが、宮原さんも「フィードフォースのnote」をいっしょにつくるメンバーですので。

今日はお話ありがとうございました。おかげで、内部からは認識しにくい社風に気づくことができました。

(デザイン:Kaori Tanaka

※所属は執筆当時のものです。人事のなべはるは、2023年5月にグループ会社のアナグラムへ転籍しました。

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