残業が多い人事部を脱却するために労働時間ポリシーを定めた話
もっとも残業が多い部署、人事部…
こんにちは、フィードフォースのコーポレートチームです。
さてさて先日、会社の残業時間などリアルな数値を公開した note を書きました。
この記事を書くにあたって、部門別の平均残業時間を出したのですが、そこで衝撃の事実が…!
そう、人事が社内でいちばん残業している部署であることが判明してしまったのです(A´・ω・)ャハ゛ィ!
これはまずい!と思いつつも、具体的で即効性のある施策はすぐには思いつきません。
そこで、残業時間抑制の第一歩として、まずはチームの労働時間ポリシーを作成したので紹介します。
できなかった私たちを認めるための労働時間ポリシー
実際に作成したポリシーが下記のとおりです。
以上が人事部の労働ポリシーです。
ほんとうは目指せ残業ゼロと言いたいところですが、一足とびにそうはならないのでまずは現実的な指針をつくったつもりです。
責任感と意欲があるからこそ長時間労働になってしまっている
残業が多くなってしまう要因として、人事関連業務は施策が多様化/分散化していて、やれること/やったほうがいいことはそれこそ無限にあることがあげられます。
それに加えて、ウチのチームメンバーはみんなまじめで働きものなので、放っておくとついつい長時間労働になってしまうという状況でした。
仕事熱心でチームの目標達成のために残業をいとわず働いてくれているわけですからメンバーに恵まれていると言えますが、前述のとおり長時間労働が続くようでは成果は長続きしません。
この労働時間ポリシーのポイントは、個人が無理して働くことは健康を害するだけでなく、長期的にはチームのためにもならない、と明言したことです。
そうしないと、「わたしが無理することでチームのためになるならば」という発想が生まれてしまうので。
ノー残業デーを定めなかった理由
残業削減の施策でよく聞くのが残業ゼロの日を定める「ノー残業デー」ですね。
ノー残業デーを定めなかった理由はいくつかあります。
誰だって好きで残業しているわけではないはずですから、「残業なくせ」と言うだけで残業がなくなるはずもありません。
ですので今回のようにまずはポリシーを定め、「残業が多くなってしまったできなかった私たち」を認めることから始めました。
次のステップとして、業務効率化するか、何かやらないことを決める選択をします。
自動化効率化を進めて、豊かに働く人事部に
というわけで、社内で一番残業が多いという不名誉な称号を得てしまった人事部の改善の第一歩である労働時間ポリシーを紹介しました。
ポリシーを定めただけですぐに残業が減るわけではありませんが、まずはここからスタートです。
ちなみに、ここ1年強の人事部のガチの残業時間推移は下記のとおり。増えたり減ったりで安定しませんが、長い目でみればカイゼン傾向にありますね(๑•̀ㅂ•́)و
以上、読んでいただきありがとうございます!
ポリシーだけではなく、業務の効率化や自動化・仕組み化も進めているので、それらの取り組みも機会があればご紹介します。
下記は、社員から人事への問い合わせをSlackワークフローで仕組み化した話です。よかったらお読みください。
▼一緒に「働く」を豊かにする仲間を募集しています▼