新卒社員の配属先の決め方を紹介します
新卒入社する方にとって、「どの配属先になるか?」は大きな関心ごとですよね。配属先によって職業人生が大きく左右されると感じる方も多く、巷では「配属ガチャ」なんて言葉もあるようです。
そこでこの記事では、フィードフォースが新卒社員の配属先をどう決めているか、を紹介します。なお、ここで紹介するのはあくまで「これまでの決め方」です。今後変更される可能性があることをご留意ください。
研修終了後、希望と相性をもとに決定する
結論からいうと、新卒社員の配属先は、「研修終了後に希望を考慮したうえで決定」しています。配属が決まるまでの流れは下記のとおりです。
お試し配属でチームや仕事の雰囲気を知る
研修期間中に行う、「お試し配属」とは、その名のとおり本配属前にお試しでチームを体験する機会です。
お試し配属期間中は、サービスの説明を受けたり、打ち合わせに同席したり、与えられた課題に取り組んだりします。短い期間ではありますが、そのチームのこと・サービスのこと・人のことを知る機会となります。
そして、研修終了後に配属先の希望を聞き、その希望と相性などを考慮したうえで配属先を決定しているのです。
お試し配属については、実際に体験した新卒社員が下記の記事で感想を書いているので、気になる方は「新人研修を受けたら、新人にありがちな3つの不安がなくなったお話」もどうぞ。
よくある疑問・質問
新卒の配属について、よくある疑問・質問にお答えします。疑問に思ったことは、選考途中の人事面談の際に遠慮なく質問してくださいね。
入社するまで配属先がわからないのはなぜ?
フィードフォースは変化が激しく、選考時点では入社後に必要なポジションを特定できないためです。
選考から実際に入社するまで、通常1年以上の期間が空きます。1年あれば、新規事業が生まれていたり既存事業の体制を大きく変更していることがよくあるので、選考時点で「このチームのこの職種」とお伝えできないんです。
実際、これまで入社した新卒メンバーも、「選考時点では存在しなかったポジション」に配属されるケースはよくありました。
配属先の希望はどれくらいとおるの?
「どれくらい」と約束することはできません。希望するポジションの特徴や、同期メンバーの希望と重なるか、などさまざまな要因が関係するためです。
ですので、これまでの例をお伝えしますね。
5~6人の新卒メンバーがいたとして、ひとりかふたりは希望以外のポジションに配属されているようです。元々、「配属先は入社してみないとわからない」ことに納得して入社してくれたメンバーたちですので、それが強い不満にはなっていないようですね。
配属後、異動希望を出せますか?
どこに配属されても全力で取り組んでほしいという前提のもとで、異動希望を出すことは可能です。
社内公募制度がありますので、公募が出たときに立候補してもいいですし、グループ会社内で異動・転籍が可能な Career Hub という制度もあります。
(グループ会社間異動制度 Career Hub についてはこちら)
職種別採用はないのですか?
エンジニア・デザイナー・データサイエンティストなど、特定の専門職については、職種別採用を行う場合があります。これまで、職種別採用で採用した方を入社後に別の職種へ配属したケースはありません。
可能性は無限に広がっているから、「配属ガチャ」なんて言葉におびえないでほしい
最後に、新卒採用担当 上岡からのメッセージです。
上岡 新卒入社する会社の配属先ってとても気になりますよね。「希望する配属先じゃなかったらどうしよう」と不安に思う気持ちもよくわかります。
でも、そこまで不安に感じる必要はありません。月並みな言葉かもしれませんが、可能性は無限に広がってますから。
かくいうわたしも、配属される前は可能性を閉ざしてしまっていました。具体的には、「マーケター」という職種にあまり興味を持てず、やりたいと思えなかったんです。
配属前のマーケターのイメージは、「メルマガ作成」「SEO」「ホワイトペーパー作成」などの具体的な手法しか想像できていませんでした。
しかし実際のマーケターは、「市場拡大のために新たな価値を生みだし、サービスとユーザーを結ぶストーリーをつくる」というとても重要な役割を担っています。いまではそれを理解していますが、当時の自分はそれを知らず、表面的な業務だけをみて、「なんとなくやりたくないなあ」と思ってしまっていました。
このように、いまの時点で見えている可能性がすべてではありません。もし仮に希望する配属先でなかったとしても、そこだからこそ見えてくる景色がきっとあるはずです。
「配属ガチャ」なんて言葉もありますが、そんな言葉におびえすぎず、未知の仕事と自分の将来にワクワクしてもらえたらうれしいです。
(デザイン:Kaori Tanaka)