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圧倒的な“ふりかえり力”で成長!得意なことからチームに貢献した、新卒マーケターの 1 年目をふりかえる

こんにちは!フィードフォース note 編集部です。フィードフォースでは新卒社員が自ら成長し ”どこでも働けるけどあえてうちの会社を選んでいる” と思える力を付けてほしいと考えています。そこで大切なのが、自分で学習したりふりかえる力です。2023 年新卒入社の鎌田さんは圧倒的な“ふりかえり力”で大きな成長を遂げました。そんな鎌田さんの配属後 1 年間をメンター堤さんと共にふりかえりました。

※堤さんはフィードフォースを卒業されました!

会社とは「自分がバリューを発揮するフィールド」であるべき

ーまずは、配属後 1 年お疲れさまでした。鎌田さんにとってどのような 1 年だったか、心境にどんな変化があったか感想を教えてください。

鎌田 無事に 1 年間終えた!という安堵の気持ちが大きいです。配属当初は、不安こそあまり感じなかったのですが、日々与えてもらう細かいタスクを追いかけるのに必死でした。また、入社したばかりですぐに何かに貢献できるわけではないと分かりながらも、お給料をいただけていることに居心地の悪さを感じました。「ここが、本当に自分の貢献できる居場所になるのだろうか?先輩方からの恩を受けている状態から変わるのだろうか」と疑問を感じることもありました。

ですが、この 1 年いろんな仕事を経験したり、先輩方の活躍を見たりするうちに、自分が所属するチームや会社は、単に「居場所」ではなく「自分がバリューを発揮するフィールド」であるべきなんだな、と捉え方が変わりました。どういうバリューでサービスに貢献できるかを突き詰めて、「自分がこの環境を選んでいるし、この環境も自分を必要としている」と思えるようになりたいです。

ー会社は居場所ではなくて、バリューを発揮する場所なんだと、鎌田さんなりに言語化されたのですね。素晴らしいです!

まずは自分の得意なことでチームに貢献する

ーでは、具体的にこの 1 年どのような仕事を任されてきたのでしょうか。

鎌田 この 1 年で、セミナー後のレポート作成、ブログ記事の企画・執筆、SNS やメルマガ配信、毎月の数値分析などを担当しました。

 わたしはメンターとして、鎌田さんがチームに貢献できる得意なことを見つけるのが役割のひとつだと考えていました。(※)配属当初に鎌田さんから、本を読むことやライティングが好きだという話を聞いたので、それであればまずはセミナーレポートを執筆する仕事からお任せしようと考えました。

※詳しくは、堤さんが新卒メンバーに送った言葉をまとめた note「まずは「ひとりでメシが食える」ようになろう|新卒入社のメンバーに贈った言葉」をご覧ください。

鎌田 初めて書いたセミナーレポートは、社内からも「よかったよ!」と声をかけてもらい思い入れもひとしおです。わたしにとって、情報を整理することやまとめることは、これまで自分のためでしかありませんでした。もともと本を読んだり何か記事を書くことは好きだったのですが、書くこと自体が自分の強みであることに初めて気が付きました。そしてそれが自分が所属するチームや会社の成長に役立っている手触りが嬉しかったです。

 鎌田さんの場合、「なにが得意か」と「どうチームに貢献するか」が配属後の早いタイミングで分かったので、それからはどんどん仕事の機会を提供していきました。

鎌田さんが配属後初めて担当したセミナーレポート記事

アドバイスの中から自分に合うものを選択する

ー 堤さんはアドバイスもたくさんしているそうですね。

 はい、気づいたことはどんどんアドバイスするようにしています。鎌田さんは人から言われたことを鵜呑みにせず、アドバイスを受け止めた上で自分に合うものを取捨選択してくれるので、積極的にアドバイスしやすかったです。

鎌田 堤さんと「どのように自分のキャリアを設計していきたいか」について話をしたことがあります。
堤さんからは、社内の等級制度に沿ってキャリアを描いていく方法や、チームに必要な仕事で自分がチャレンジできそうなものから仕事の幅を広げていく方法などがあるとアドバイスしてもらいました。まずはチームとして必要とされている仕事にコミットしたいと思っていたので、後者の徐々に仕事の幅を広げるスタイルでやっていくと決めました。現在受け持っている仕事内容を見ても、キャリアの描き方に即した形でひとつひとつの仕事を任せていただいていると感じています。

なかなかマネはできるもんじゃない!?コツコツ続けている毎月のふりかえり

ー 鎌田さんは毎月どんな仕事をしたか詳細にふりかえり、社内のドキュメント共有ツールの esa に記録に残していますよね。ふりかえりを始めたきっかけはなんだったのでしょうか。

鎌田 堤さんとの 1on1 で「今週はどうでしたか?何か困っていることはありませんか?」と訊かれるのですが、1on1 を始めた当初はすっと答えられないことがあり、言語化できていない状況では 1on1 の時間の質を下げてしまうと危機感を感じました。

1on1 の頻度は、配属当初は毎日、現在は週に一度 30 分時間をもらっています。事前に自分自身でその週に何があったかやそれをどう進めたかなど、気づいたことをメモしておくことで、1on1 の時間に具体的な相談を持ち込むことができるのではと思い、毎月のふりかえりを esa に書き始めました。具体的には、月初にその月のふりかえり記事のひな型を準備しておき、週ごとにその週の想定タスクを書き出し、終えたらチェックを付けたりメモを肉付けするという運用です。

 自発的にふりかえりをしていることが素晴らしいのですが、それだけでなく毎月継続し続けているのがすごいですよね。1on1 で話したことを自分の言葉に変えてメモを残し、次の月に向けて何を意識するべきかをしっかりと言語化しています。自己学習力の高さの表れだと思います。

こちらは鎌田さんが毎月書いているふりかえりの一部です

ー どんな出来事があって、どう思ったか心理的描写含めて具体的に書いているのが印象的ですね。ここまで配属後 1 年間をエピソードと共にふりかえってくださりありがとうございました。
では、最後に今後の抱負を教えてください!

鎌田 わたしはいま、マーケターとして2年目が始まったばかりです。先ずは dfplus.io のマーケターとして一人前になれるよう、主要なマーケティング活動を網羅したいと思っています。

わたしの場合、たまたま書くことが得意だったので、セミナーレポートなど記事を書くことをたくさん経験しました。ですが、このままコンテンツ作成に特化することがチームや会社に貢献することに繋がるのかや、コンテンツ作成が本当に自分のバリューなのかは、他の仕事を経験してみないことには分からないと思います。視野を広げ、経験を積みスキルを磨くなかで、自分が最もバリューを発揮できることは何なのかを見定めていきたいと考えています。

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