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「日々混沌、日々進化」!4年目のデータアナリストがフィードフォースでチームの立ち上げにチャレンジした理由

はじめまして!2020年度、新入社員の松本涼花です。
今回は、フィードフォースに昨年新設されたデータ分析チームにて、チームの立ち上げメンバーとして活躍されている加藤洋平さんにお話を伺いました。

【インタビュイー経歴】
加藤 洋平(かとう ようへい)
2019年フィードフォースへ中途入社。プロダクトチームを横断的に行き来するデータ分析チームのリーダーとして活躍している。フィードフォースのnote編集部では意外な活動も…!?
▼加藤さんご自身のnoteはこちら▼
https://note.com/yk1024

ー 今回はインタビューの依頼を受けていただきありがとうございます。よろしくお願いします!

加藤 よろしく お願いします。

加藤_フィードフォース

※オンラインでインタビューしました※

大事なのは「折れない心」で価値を見出していくこと

ー 早速、お話を伺っていきたいのですが…加藤さんは、データアナリストとして活躍されているんですよね。どのようなお仕事内容なのでしょうか。

加藤 はい。僕は企業の課題に対して、データ分析を行い、解決策を提案する「コンサル型」のデータアナリストです。
具体的な仕事の流れとしては、まず依頼者や関係者と打ち合わせを行い、課題の確認、設定、要因、注意点などをヒアリングします。その後ヒアリングした内容をもとに分析設計を行った後に分析を実施します。案件の規模により2週間から1か月で終わるものもあれば、定期的に報告を行い続けるものもあります。

今年、新卒で入社した八百(やお)くんは機械学習やディープラーニングの分野からデータ分析をする「エンジニア型」です。データ分析チームはこの2名体制になりますが、分野が被らずバランスが良いかなと思っています。

ー データ分析チームは、加藤さんと八百くんの2人なんですね。

加藤 はい。実は、データ分析チームは2019年10月に僕の入社にあわせてできたばかりの部署です。八百くんが入社するまでの半年間は僕一人で回していました。「データ分析チームの立ち上げメンバー」という募集をみてご縁があって入社した、というかたちです。

ー ありがとうございます。加藤さんがフィードフォースを選んだ理由は何ですか?

加藤 理由は大きく分けて2つあります。チームビルディングやチームリーダーとして自分がどこまでやれるか挑戦したかったという理由と、広告に関するデータ分析のノウハウを身につけたかったという理由です。

まず最初の「チームビルディングやチームリーダーとして」という動機には、フィードフォース以前に勤めていた会社での経験がもとになっています。
フィードフォースに入社する前に2社経験していて、それぞれ小売店に対するポイントカードのコンサル営業の仕事とデータアナリストとしてEC事業社へのコンサルの仕事をしていました。どちらも最初は順調で、社内で表彰されたりとわかりやすく成果を出せました。しかし両社とも、異動や上司の交代などのイベントによって仕事がうまくいかなくなるという壁にぶつかってしまったんです。

自分のことをわりと主体的に動いている人間であると思っていた一方、上司が替わることなどによって仕事のパフォーマンスに影響が出てしまうという点が課題として発見されました。
だったら、自分でいちから、チームの立ち上げからやってみよう。それなら誰に振り回されることもなく、自律的に成果を出せるのではないか、チームビルディング・チームマネジメントという分野への挑戦になるのではないか。そう感じたことがこの動機の核にあります。

もう一つの「広告に関するデータ分析のノウハウを身につけたい」という理由は、キャリアアップのため、という言葉に置き換えられると思います。
これまでの会社ではCRM(=カスタマーリレーションシップマネジメント)の分野を主にしていました。つまり、お客様の「維持・育成・離反抑止」の分野に特化した業務を続けていて、「お客様の獲得」といった部分には触れてこなかったんです。

なので、広告(=お客様獲得)に強いフィードフォースに入社して、その分野への知見を高めることで、お客様の獲得ー売上アップー離反を防ぐ部分までフルで見られる人間になりたいと思いました。

ー なるほど。加藤さん自身の課題と、キャリアアップのための課題の両方の面とマッチしたんですね。実際入社してみてどうでしたか?

加藤 自分が求めていた「広告に関するデータ分析のノウハウを身につける」という部分はできてきていますが、「チームビルディングやチームリーダーとして」の部分はまだまだかなと思っています。
というのも、発足したばかりのデータ分析チームは、まだ軌道に乗っていないんです。会社としてどうデータ分析を使っていくかがまだしっかり固まっていないので、自分から主体的に動いていく力が求められますね。

ー そうだったんですね。今まさに更地の状態というか。

加藤 そう。難しいけど、「立ち上げ」ってこういうことなんだろうなと思っています。無風の地に、どう風を起こして、どの方向に進んでいくのかみたいな(笑)

ー 待っているだけというより、能動的に動く力が大事なんですね。

加藤 実際、風土として言い出せばやれる・能動的に課題を設定できるということはあると思います。来たものにただ応えるのではなく、こっちからも課題設定をして、価値を見出していく。それは、チームとしても個人としても大事な力だし、もっと言えば今後そういう力を持った社会人が評価されていくはずです。「折れない心」で提案を繰り返してくプロセスの大事さも実感しています。

しかし、やっぱり広告に関しては素人なので、要望を受けながらアイデアを出していく環境も欲しい気持ちはどうしてもあります。ここは、今後一番充実させていきたい部分ですね。

ー まさに、フィードフォースのバリューの一つ「日々混沌、日々進化」の体現を感じました。ありがとうございます。

新たな挑戦の場としてのnote編集部

ー note編集部で「スキ数を増やすための分析」をされているというお話がとても気になっています。加藤さんがnote編集部にジョインされたきっかけを教えてください。

加藤 note編集部サイドから依頼があったのが直接のきっかけです。
スキ以外にもPVやスキ率などの基準があるけれど、スキを増やすことが記事の良さを上げるにつながる…という考えから「スキ数を増やすため」のデータ分析を任されることになりました。実際に今している施策や取り組みをヒアリングして、分析の設計に落としていくという流れです。現在noteに関しては、月一で報告をしています。

▼実際の分析記事▼

あと、個人的には社内の人とコミュニケーションをとる機会が少なかったのでそれにもつながればと。

ー note編集部のみなさんは、ご自分の通常業務とはまた別に編集部に集まっているんですよね。交流の場としてのnote編集部へのチームジョインという点では、実際活動されてみてどうでしょうか。

加藤 普通の仕事をやっているだけでは接点がなかったであろう人とコミュニケーションをとれているので、よかったなと思っています。データ分析でこんなことができるんだ、データ分析でこんなことがわかるんだ、ということを交流のなかで伝えられているのではないでしょうか。

ー データ分析でできることが社内に伝われば、仕事の依頼にもつながりそうですね!

加藤 そうですね!実際、データ分析チームが動き切れていないのにも、社内に「データ分析で何ができるのか」「何を頼めばいいのか」という部分がまだ浸透しきっていないところも大きいと思います。また、接点があることで依頼もしやすい関係性も作っていければいいなと思っています。

ー 通常業務との両立や関連性についてはいかがですか。

加藤 他の編集部の方とは違って、データ分析をするという役割なので通常業務の延長線上という感覚が強いです。
ただクライアントが関わっていたり、社内の売上とかに直接的に関わる案件ではなく、よりよくする為の分析なのでチャレンジはしやすいです。やったことのない分析にチャレンジする場として活用していければと思っています。

さらに、noteの分析は「仮説構築⇒仮説検証⇒改善⇒効果検証」と分析の基本的な一連の流れに関わることができるので、新入社員の八百くんの育成の場としても活用していけるかなと思っています。

ー なるほど!シンプル且つ縛りがないからこそ、チャレンジや育成に活かしやすいんですね。

ー 最後に、今後やってみたいことや、今後のチーム全体に期待することはありますか?

加藤 まずはやっぱり、「プロダクトからの依頼」「分析チームとして提案する課題」が相互に良い影響を与え合える環境を作ることですね。
また、チームのメンバーとしては、八百君の力も借りながら、機械学習、ディープラーニングに関するスキルもしっかりと身に着けたいです。ディープラーニングなどの実行部隊は八百くんに期待しつつ、チームリーダーとしては活用方針を決めたり、アドバイスを出せるようになっていきたいと考えています。

ー データ分析チームのさらなる活躍に期待ですね。ありがとうございました!

以上、加藤さんのインタビューでした!いかがでしたでしょうか。
まだまだ無限の可能性を秘めているデータ分析チームと、その進化のために混沌を進んでいる加藤さんの試行錯誤がわかっていただけたのではないでしょうか。

ただ受け身であるだけではなく、主体的に課題や未踏の価値を見出していくという心構えは、研修中の自分たち新卒にも必要なものだと感じました。ここで得たものを研修・配属後の業務にも生かしていけるよう、心に刻みたいと思います。

では、最後までお読みいただきありがとうございました!

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