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仕事は本来おもしろいもののはずだから。変化をおそれず挑戦してほしい

上場・M&A・新規事業立ち上げや事業縮小など、会社員として働いていると、所属している会社の変化に立ち会うことになりますよね。なかには、所属している会社の変化に気持ちがついていかない、という方もいるかもしれません。

そこで今日は、「会社の変化に社員はどう向き合うか」をテーマに、フィードフォースグループ代表の塚田に話を聞きました。

上場したら会社は落ち着く?!いいえ、むしろ変化を加速させます

――フィードフォースの、2019年以降の変化を下記にまとめました。こうしてみると、上場してから会社の変化が激しくなっていますね。

塚田 はい。いろいろな機会に恵まれて、結果的に会社は大きく変化しました。上場前はフィードフォース1社だけだったものが、現在はホールディングスとして9社の集合体になっています。

――正直なところ、「上場したら会社は落ち着くもの」というイメージがあったのですが、むしろ逆でした。

塚田 わたしたちが上場した市場は東証グロース(上場当時は東証マザーズ)です。急成長することが期待される市場ですし、急成長する手段を増やすために上場したわけです。ですので、成長のために変化することは当然のことかもしれませんね。

仕事は本来、おもしろいものであるはず

――これだけ会社が成長・変化していると、働く社員にとって大変なように感じます。

塚田 確かに、急成長を目指している会社ですから、社員にも急成長することを期待しています。また、会社が常に変化・挑戦を続けてますから、社員も常に変化・挑戦する必要はあると思います。

でもぼく個人としては、変化や成長を「しなければならないもの」とネガティブなものとはとらえてなくて、「仕事をおもしろがるためのもの」だと思っています。

――仕事をおもしろがる、ですか?

塚田 はい。世の中では「仕事はつまらないもの」とか、「生活のためにしかたなくやるもの」というイメージを持っている人が多いかもしれませんが、それはあまりにもったいない。

仕事というのは本来、クリエイティブで、人や社会の役に立って、自分を成長させてくれる、おもしろくてエキサイティングなものだと思うんです。

自ら挑戦することを覚えると、仕事はどんどんおもしろくなっていく

――確かにそうかもしれませんが、そうはいっても仕事をつまらないものと感じている人はたくさんいそうです。

塚田 工夫の余地がなかったり、裁量のないやらされ仕事ばかりがつづくと、確かに仕事はつまらなく感じてしまうかもしれません。また、細かく分業された、全体像の見えない仕事も、おもしろいと感じにくいでしょう。

逆に言うと、自ら挑戦して仕事の幅を広げることができれば、仕事はどんどんおもしろくなっていくはずです。

――自ら挑戦して仕事の幅を広げる、ですか?

塚田 はい。いま担当している仕事だけに世界を閉じず、幅を広げられると仕事はおもしろくなっていきます。

例えば、セールスを担当しているAさんがいるとします。Aさんはいまのところ、「セールスとして商談を行い受注を獲得する」部分の仕事しか知りません。仕事に慣れてくると、「セールスの仕事だけではちょっと物足りないな」と感じてしまうかもしれませんね。

そんなAさんが、ある日からカスタマーサクセスを学び、経験したとします。すると、これまでは見えてなかった「受注後のお客さまの様子」が見えてきます。お客さまはサービスをこんな風に利用していたんだ、と知ることで、セールスの仕事の見え方も変わってきます。

カスタマーサクセスの仕事を知ることで、セールスの仕事がより楽しく、深いものに感じるかもしれませんし、チームマネジメントに興味を持つきっかけになるかもしれません。

このように、自ら挑戦して仕事の幅を広げてみると、新しい視点が身につきます。新しい視点を身につけることで、これまで行っていた仕事の見え方も変わってきて、よりクリエイティブな仕事にチャレンジできるチャンスも増えるでしょう。

そうして仕事の幅を自分自身で広げていければ、仕事はどんどんおもしろくなっていくはずです。逆に、「ここまでがわたしの仕事です」と、仕事の幅を自分で狭めてしまうと、仕事はどんどんつまらなくなってしまいます。そんな方は、変化をつづけるフィードフォースには合わないかもしれませんね。

挑戦を邪魔する人は、フィードフォースにはいない

――確かに、そうして仕事の幅を広げていければ仕事はおもしろくなりそうです。

塚田 はい。フィードフォースには、実際にそうして仕事をおもしろがっている社員がたくさんいます。ぼく自身はもちろんそうですし、経営陣やマネージャーに就いている社員はみな、自ら仕事の幅を広げ、変化挑戦してきた人たちです。

――自ら挑戦することが評価されて、マネージャーに任命されたのでしょうか?

塚田 評価されて任命されたというよりは、自ら仕事の幅を広げていった結果、マネージャーになる前からマネージャー的な仕事をしていた、のほうが近いかもしれません。

チームのために何ができるかを考えて自ら仕事の幅を広げていった結果、気づけばマネージャーのような仕事をしている。その結果としてマネージャーに就任していた、というケースが多いです。そうして、若いうちからサービス責任者になったり経営に関与しているメンバーも多くいます。

フィードフォースでは、そういった社員の挑戦は大歓迎です。マネージャー自身が、そうして自ら挑戦して仕事の幅を広げてきた人たちなので、挑戦を邪魔する人はおらず、最大限応援しています。

これからも挑戦者集団であるために

――会社としての、「挑戦」「変化」に対するスタンスがよくわかりました。

塚田 はい。フィードフォースはこれまで様々な挑戦をして、成長してきました。これからもますます挑戦を続け、世の中に新しい価値を生みだしていきます。

そのために、社員にはどんどん挑戦して、仕事をおもしろいものにしてほしいと思っています。そういった、挑戦を楽しめる会社にするつもりです。

(デザイン:Kaori Tanaka

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