リモートワークは「不可逆な進化」。フィードフォースが目指す働き方を代表塚田に聞いてみた
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リモートワークは「不可逆な進化」。フィードフォースが目指す働き方を代表塚田に聞いてみた

フィードフォースのnote編集部が気になることをいろんな角度から経営陣に聞いてみるシリーズ第一弾。今回は、フィードフォース代表の塚田にフルリモートワークの導入に踏み切った背景と、リモートワークを武器にするためのポイントについて、聞いてみました。

【インタビュイー経歴】
塚田 耕司(つかだ こうじ)
1968年生まれ、香川県出身。京都大学工学部卒業後、金融機関にて勤務したのち、1996年に企業のウェブサイト構築を支援する株式会社ルートコミュニケーションズを設立。その後、2006年に株式会社フィードフォースを設立。好きな犬のタイプは垂れ耳の小型犬。

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リモートワークは「不可逆な進化」であり「チャンス」

ー2020年春、コロナ禍の緊急事態宣言を機にフルリモートワークを導入してからもうすぐ1年です。きっかけは一度目の緊急事態宣言でしたが、新型コロナウイルスの状況に関係なく今後もフルリモートを維持しようと決めたのはなぜですか?

塚田 リモートワークは、コロナ禍によって生まれた不可逆な進化だと考えているからです。
今回の新型コロナウイルスの流行のように、日本ではこれまでも外からの強い力によって社会に大きな変化が生まれてきました。たとえば、阪神・淡路大震災や、東日本大震災。阪神淡路大震災は急速にインターネットが普及するきっかけになりましたし、東日本大震災ではTwitterなどのSNSが連絡手段になり、その後も定着しました。

この大きな変化の前後を比べてみると、明らかに後のほうがいいんですよね。外からの強い力で起きた変化は、何かしらのしがらみを解放する形で社会を「進化」させるので、もとには戻りづらい。
なかには、「もとに戻ったほうがいい」という考えもあるかもしれませんが、進化の流れに乗った人たちとの差は確実に開いていくと思います。

ーなるほど。単なる変化ではなく、不可逆な「進化」と捉えているんですね。

塚田 はい。コロナ禍をきっかけにリモートワークという働き方が普及したことで、「同じ場所、同じ時間で同期的に仕事をしないと成果があげられない」という固定観念から自由になりました。まさに「進化」だと思いますね。

ーたしかに、リモートワークによって使える時間も増えましたし、とても自由度が高くなったと感じます。

塚田 とはいえまだまだ手探りで答えの見えていないものも多いですし、これから整備すべきこともたくさん残っています。
でも、働き方の自由度が高まれば社員もうれしいですし、生産性や人材獲得の競争力も高められて、会社にも大きなメリットがあるんですよね。だから、混沌としながらも早めに取り組んでおくことで、未来のアドバンテージにつながると信じてやっています。

ーフィードフォースの行動指針であるバリューの一つ、「日々混沌、日々進化」の考え方ですね!

塚田 そうですね。僕らがやっているBtoBの事業では、ビジネスを取り巻く環境が今後よりいっそうリモートワーク、WFH(Working from Home)を前提としたものになっていきます。そうなると、リモートワークを実践しているからこそわかることがありますし、実践して得た知見がそのまま自分たちのビジネスにつながるんですよね。だからこそ、早い段階で取り組むことが大事で、リモートワークという変化は大きな「チャンス」だと考えています。

ーなるほど、「日々混沌、日々進化」の考えで導入を決めたところがフィードフォースらしいですね。

塚田 はい、まさに「日々混沌、日々進化」です。

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新しい価値を生み出す仕事はリモートワークと相性がいい

ーリモートワークが「不可逆な進化」であり、会社としても大きな「チャンス」であることはすごく納得です。一方で、リモートワークは会社として合う・合わないの相性もありますよね。フィードフォースの場合はどうでしょうか?

塚田 いいことを聞いてくれました(笑)。たしかに、リモートワークがすべての企業にとっての正解ではないと思います。でも、フィードフォースにとってリモートワークはビジネスモデル上とても相性がよいと考えているんです。

ービジネスモデル上の相性とは、どういうことでしょうか。

塚田 フィードフォースの事業は、業界でも例のない新しいものが多いですし、本質的で新しいことを生み出すのが自分たちのコアコンピタンスだと思っています。

ビジネスモデルとしても、テクノロジーや仕組みを活用したサービスなので、労働集約ではないんですよね。一見労働集約型に思える広告運用代理事業も、作業の代行ではなくお客さまのビジネスの深い理解に基づいたマーケティング戦略の提案や、媒体の機械学習を最大化させるためのプランニングがコアな仕事です。

もちろん、最初からうまくいくことばかりではないので、ときには泥臭く、粘り強くがんばることも必要です。でも、基本的には社員が自主的に考え、試行錯誤しながら何かを生み出していくことが会社の成長には一番大切だと考えています。

ーたしかに、そうですね。

塚田 はい。つまり、決められたことをひたすらがんばるのではなく、一人ひとりが難易度の高い課題にじっくりと向き合い、本質的な価値を生み出せるような働き方にしたほうがいいんです。一人で集中する時間を作りやすいリモートワークはその点で相性がいいと思います。

加えて、働き方というのは勤務時間や場所だけでなく、社員の育成も含めて考えるべきだと思うんですね。フィードフォースのビジネスモデルでは、新卒社員を毎年大量に採用して大所帯をつくるより、突き詰めて考え試行錯誤する比較的少人数のチームになります。リモート環境下での社員育成はまだ手探りなものの、大量採用・育成の必要がないのもリモートワークがなじみやすい理由の一つです。

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リモートワークのポイントは「プロセスもアウトプット」すること

ー突き詰めて考える仕事がコアであるからこそ、リモートワークのメリットも大きいんですね。とはいえ、リモートワークを武器にするためには組織としての運用方針も大事ですよね。塚田さんにとって、リモートワークを成功させるためのポイントはなんだと思いますか?

塚田 ぼくなりの言葉なんですが、「プロセスもアウトプット」することがポイントだと思っています。

―「プロセスもアウトプット」とはどういうことですか?

塚田 プロセスとアウトプットのどちらを重視するかという議論ではなく、最終的なアウトプットに至るまでのプロセスも見える形で積極的に共有しようということです。

ーどちらも大事だから、両方見えるようにしようという考えですね。どのような経緯でその考えにたどり着いたんですか?

塚田 そうですね。コロナ禍で企業が次々とリモートワークに移行した際、仕事のプロセスが見えづらくなることを理由に「これからはプロセスよりもアウトプットを重視しよう」という言説がよく聞かれました。ただ、これには少し違和感があったんですよね。言っていることはわかるけど、結果ばかりを重視すると組織は殺伐としてしまうと思っていて。
反対に、「リモート状態を常に監視する」スタイルもありましたが、これも限界があり、現実的ではありません。

ではどうしたらいいか?と考えていたときに、ふと「プロセスもアウトプットする」というアイデアが浮かんだんです。試行錯誤の過程や、判断の背景などのプロセスも含めてアウトプットしてもらえば、どのようにしてそのアウトプットにたどり着いたのかが見えます。非常に理にかなっていますし、チームプレーを重視するフィードフォースの働き方にもマッチすると考えました。

ー なるほど。プロセスが見えると周囲との連携やフィードバックもしやすくなりますね。
そういえば、リモートワーク導入以前にも自分の状況をSlackの分報などでこまめに共有したり、口頭での相談内容をドキュメント化する習慣はありましたよね。「プロセスもアウトプット」はそのような以前からの取り組みやカルチャーもベースになっている気がします。

塚田 それはあると思います。Slackやesaなどの情報共有ツールはかなり前から活用していましたし、ZoomやGoogle Meetなどのリモート会議ツールを使い慣れていたことは大きいと思います。他にも、サービスのバリューチェーンを明確に定義し、KPIドリブンで施策を回す仕組みや、OKRで各チーム・事業の全体的な方向性を共有する習慣など、社員がチームのアウトプットを意識しながら自律的に働くための取り組みをしてきたことで、リモートワークへの移行がスムーズにできました。

ー以前から取り組んできたことが、新しい働き方にチャレンジする土台になったんですね。

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リモートワークで、「チームのアウトプットを最大化」させる

ーフルリモートワークはまだ模索中の取り組みではありますが、今後フィードフォースとしてどのような働き方を目指したいですか?

塚田 「いつ、どこで、どうやるか」には自由度を持たせつつ、チームのアウトプットが最大化するような働き方を実現したいと思っています。

僕がいつも経営の教科書として参考にしている「HIGH OUTPUT MANAGEMENT」という本によれば、マネジメントが目指すのは「チームのアウトプットを最大化すること」なんですよね。
リモートであろうがなかろうが、最終的に働き方の方針が帰結するのはそこです。
やり方は自由になる分、自分たちが「何をやるか」が研ぎ澄まされる。そんな働き方ができる会社にしたいです。

ーリモートワークの導入背景を入口に、塚田さんの経営に対する考え方、会社のバリューやビジネスモデル、カルチャーなど幅広い視点でフィードフォースらしさを感じられました。お話、ありがとうございました!

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