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ECサイトの可能性を引き出し企業とユーザーをIDで繋ぐアプリを目指す(Shopify × LINE × ソーシャルPLUS)

「改修には*00万円かかります」「実装するには少なくとも*ヶ月はかかります」「個別のカスタマイズはできません」ECサイトの運用に関わった事がある人であればどれか一つは言われた事があるのではないでしょうか。

ソーシャルPLUSチーム プロダクトマネージャーの岡田風早です。ソーシャルPLUSの Shopify App リリースしました!ソーシャルログインを起点にIDで企業とユーザーを繋ぎLINE公式アカウントをCRMとして活用できます。

我々が提供するソーシャルログイン/ID連携サービス「ソーシャルPLUS」は SaaS ではあるものの、企業のWebサイト側にそれなりの改修が必要になるため、サービス内容や利用料金ではない外部要因により検討が中断したり、導入に至らないケースはずっと付き纏ってきました。

単なるソーシャルログインではなくLINE公式アカウントと連動させる事で企業の売上へのインパクトが明確になり、以前よりも導入のハードルが下がりましたが、それでも企業がやりたい事を100%実現できるケースはまだまだ少なくもどかしい状況がずっと続いていたのです。

そんな課題感をプロダクトマネージャーとして数年抱えてきましたが、Shopify に可能性を感じて大きなチャレンジをする事にしました。プロダクトマネージャー視点でどんな未来を予測して Shopify に対応したのか、実現したい世界観はどんなものなのか、タイムラインも含めてまとめました。

なぜShopify?

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ソーシャルPLUSはクライアント側のシステムに開発が必要になるため、ソーシャルPLUSの費用以外にクライアント側の開発費と改修期間がサイト規模に応じてそれなりに発生します。現状導入ハードルが高いことは否めません。
ただし、チャーンレートは1%を切り継続率は非常に高いので、導入ハードルさえ下げれればプロダクトの売上を非連続な成長に導けるなと。

国内のECパッケージサービスには素晴らしいプロダクトが沢山あります。ソーシャルPLUSが既に連携しているプロダクトも複数あります。
個人的な所感として国内のECパッケージサービスはクライアント側がハンドリングできる要素が少なく、すべてを外部にお任せしたいクライアントにはマッチするものの、クライアント側でスピード感を持ってECサイト自体をハンドリングしたい場合には難しいと感じる機会もあり、もう少しバランスが良いECパッケージが選択肢としてあればなーとは思っていました。

その点 Shopify は中小企業からエンタープライズ企業まですべてをカバーするプランが用意されている点や、プラットフォームの広告機能やモール機能などと連携するプラグインをいち早くリリースするフットワークの軽さ、さらにはサーバーサイドの API も豊富に用意されているので拡張性も担保されているという点で、単純に自分がECの担当者だったら使いたいと思いました。

国内でも1年ほど前からECサイトのリプレイス先に挙がるようになり、ここ数ヶ月の商談の際のリプレイス先には候補として毎回挙がる浸透度でした。

2020年は本当にいろいろあった年で、時代の流れもありエンタープライズの企業も含めて本格的に DX を実現しようという空気になった事も Shopify の後押しになっているなと感じていました。

なぜShopify Plus?

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これは技術的な理由が一番です。Shopify Plus でのみ提供されているマルチパス機能を利用しない限り、ソーシャルログインをセキュアに実現する事が難しかったからです。

Shopify Plus ではなく Shopify 対応のソーシャルログインアプリは既に存在していますが、マルチパス機能を使わないとアプリ側がユーザーのパスワードを保存する必要があります。そのような仕様では国内の企業で利用される事はまずないので、我々はアプリ側にパスワードを保存せずにソーシャルログインが実現できるマルチパス機能を有する Shopify Plus 専用のアプリとしてリリースをしました。

また、最初はチーム内でも Shopify Plus 専用で大丈夫か?みたいな意見もありましたが、未来の事は誰もわからないけれど、単純ですが我々のアプリが Shopify Plus を選択する理由になれたら嬉しいという思いもありました。

なぜソーシャルPLUSが?

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ソーシャルPLUSはソーシャルログインによって UX を向上させるためのツールという側面がクローズアップされがちですが、LINE公式アカウントと併用する事により UX の向上に加えて ID マーケティングツールとして売上と既存ユーザーとの関係構築に大きく貢献する事ができます。

サードパーティー Cookie や IDFA による個人情報の取り扱い強化のトレンドは今後覆る事がない前提で考えると、正しい経路でユーザーと企業が繋がる事で生成される ID は非常に重要なものになります。ファーストパーティーのデータを活用するための最短経路になるからです。

新規会員登録時のソーシャルログインにより会員登録が数タッチで完了し、かつプラットフォームの ID と連携させる事で、ID を起点にファーストパーティーのデータを活用し、各プラットフォームからユーザーへコミュニケーションが取れるようになります。最早やらない理由はありません。

プロダクトの未来を描く

ソーシャルPLUS has been approved on Shopify_1200

Shopify は決して誰でも安易に使いこなせるものではない認識ですが、デジタルネイティブな世代がこれからさらに台頭してくる事を考えると、こういったツールを使いこなせる人材がいる企業が間違いなく伸びてくるはずです。そういった企業と共に最高のユーザー体験を実現する事がチームの高いモチベーションにもなると思っています。

かれこれ約4年でソーシャルPLUSをご検討いただいた数百社のお客様と話をしてきた事を振り返ると、あの時 Shopify があったらお客様のやりたかった事が実現できたのに!と思う事が沢山あります。そんな思いをする事はこれからなくなるかもしれません。

余談ですが、これまでチームとしては良いプロダクトを作るために締切よりもクオリティを重視してきました。ただし今回の Shopify App は今日の決算でなんとか発表出来るようチーム一丸となって開発を進め、Shopify App のレビューも Shopify のクリスマス休暇による年越しという不安を抱えながら、決算日の直前でレビュー通過のメールが届きチームで歓喜しました!嬉しくもホッとしながらこの記事を書きました。

プロダクトの将来を左右する大きな一手を決めるプロダクトマネージャーの仕事は非常にタフですが、信頼できるチームメンバーが揃うとエキサイティングでやりがいしかないです。

リリースをしてここからが本番になりますが、BtoBtoC の SaaS としてこれからもエンドユーザーとお客様となる企業、そしてチームメンバーが幸せになれるようなアップデートを続けていきます。

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