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エンジニア志望者に贈る、採用側が魅力に感じる4つのポイント

フィードフォースではエンジニアの採用を継続的に行っています。
その中で、「元々は異業種で働いていたが、プログラミングスクールを卒業して Web 系エンジニアとして転職したい」という方とお話しする機会が多々あり、10年以上前に異業種からエンジニアとして転職した経験がある私としては感慨深い思いです。
今回は、そのように異業種からエンジニアになろうと切磋琢磨されている方がスムーズに転職できるよう、フィードフォースでエンジニア採用を見ている立場から魅力を感じる4点を説明したいと思います。

【筆者紹介】
meihong(めいほん)
・特別職国家公務員、SES などをホッピングしてフィードフォース13年目。
・犬派。
・CTOやVPoEと名乗りきれず、開発本部長の肩書きのまま。
・いまだに自宅サーバをGentoo Linuxで運用中。

1. なぜエンジニアになるのか

そもそもですが、なぜエンジニアになるのかといった理由が重要なのは言うまでもありません。異業種転職の場合、

・なぜ今の業職種から転職するのか
・なぜ他の業職種ではなくエンジニアなのか

は最も気になるポイントです。

特に前職に就職して2〜3年未満でエンジニアに転職している場合、仮に採用しても数年でエンジニア以外に転職するのではないかという思いを拭いきれず、どうしても採用に躊躇してしまいます。
というのは、こういったケースの場合、採用側からするともちろん高リスクですし、結局またエンジニア以外に転職してしまうのであれば、候補者側から見ても時間をはじめとして失うものが大きくなってしまうからです。
そういう意味でも、本当にエンジニアでいいのか、少なくともしばらくはエンジニアとしてやっていく覚悟はできているのか、就職活動に臨む前に再度問いかけていただければと思います。
ちなみに、筆者の場合は学生時代からプログラミングに親しんできており、エンジニアとして転職する前からWebサービスを複数運用していました。こういった場合は採用側から見ても非常に分かりやすい理由となります。

2. アウトプット

エンジニアとして一番重要なのがアウトプットなのは言うまでもないでしょう。
もちろん、優れた分かりやすいコードを効率よく書ければいいに超したことはありません。しかし、今まさにエンジニアになろうとしている候補者の方に必ずしもそこまでは求めていません。
そこで着目しているのが Twitter や Qiita、ブログといった、ポートフォリオに添付されているであろう各種 URL です。ここでは最終的な成果物ではなく、どういった問題にぶつかったのか、そしてその問題をどのように解決したのかといった問題解決力を推し量っています。
ですので、スキルアップ中にぶつかった失敗であったり遭遇した問題は積極的に公開するといいでしょう。失敗を一般公開するのは恥ずかしく感じるかと思いますが、誰しも最初は初心者です。
そういった失敗を公開することで思わぬところから解決法を助言されることもあるのがインターネットの良さですし、仮にフィードフォースで一緒に働くことになった場合、チーム開発を重視していることからチームに対して失敗を含めた思考の過程を共有する機会も多々あります。
また、採用側視点からも、問題解決力をはじめとしてそこから得られる情報は多々あります。最終的な成果物だけでなく、その過程もどんどんアウトプットしていくことをお勧めします。

3. 読了した資料の一覧

個人的には、エンジニアとして一人前になるのに必要なのは、言語やフレームワークなどの公式ドキュメントやチュートリアルに加えて、本を通して得られる体系的な知識だと考えています。
これらの一覧は個々人の課題感が色濃く出ていて、採用側からすると非常に興味深いものです。ポートフォリオを用意する際には是非一覧を添付することをお勧めします。
もし仮にプログラミングスクールでの課題のみこなしているようでしたら、是非本を手に取ってみてください。特にプログラミングスクールでは「課題を達成する」ことにフォーカスしてベースとなる知識を取り上げる機会が限られてしまいますので、一人前のエンジニアになるためにはいずれベースとなる知識をキャッチアップする必要があります。
幸いなことに、インターネット上にはテーマごとに良書の紹介であったりレビューが流れています。これらを参考にしつつ、興味のある分野の良書を何冊か読むことをお勧めします。

4. エンジニアになった後を考えているかどうか

今まさにエンジニアになろうと切磋琢磨されている方にとって、まずは「エンジニアになる」ことそのものが目標だと思います。しかし、エンジニアになることそのものは最終的なゴールではなく、スタート地点に過ぎません。スキルアップの道のりもエンジニアに転職すればそこでゴールではなく、それもまたエンジニアとしての長いキャリアのスタート地点です。
ですので、エンジニア転職を果たした後、どのようなエンジニアになりたいかをイメージしておくといいかと思います。もちろん、具体的にどういうエンジニアになりたいといった確固たるイメージである必要はありません。
ただ、エンジニア転職後も継続したスキルアップを続けられるか否かは採用側からしても重要なファクターですし、一人前のエンジニアとして成長した暁にはどのような仕事をお願いできるかを想定するための材料にもなります。
そういう意味でも、ある程度のイメージは掴んでおいた方がいいでしょう。

フィードフォースでは各種プロダクトを一緒に作っていくエンジニアを継続して募集しています。まずはカジュアルにお話ししましょう!

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