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情報発信を後押しするコツは楽しさだった!

こんにちは!2019年4月新卒入社の上岡です!
新入社員研修で学んだことの中に「フィードフォースには社内での情報発信を後押しする文化があるから、どんどん発言するといいよ」という内容がありました。
早速、日報で悩みを書いてみたところ、すぐに多くの社員からコメントでアドバイスをもらい、情報発信の文化の良さを実感しています。

なぜ、このように社内での情報発信が自然に行われるようになったのか。
以前より「社内での情報発信を後押しする文化」を積極的にリードされてきた、玉田陽子さんにインタビューをしました。
「社内でなかなか意見を言いづらい」「もっと発言しやすい雰囲気を作りたい」といった悩みをお持ちの方に役立てていただけたら嬉しいです。

どんな意見でも受け止める、そのウラにある思い

ー まずは「情報発信を後押しする文化」について教えてください。

フィードフォースでは「情報共有や情報発信はいいことだよね」という共通の認識が文化として浸透しています。どのような情報であっても、発信した結果マイナスになることはなく、最悪でもゼロだよね!という考え方です。

ー 正直まだ発言をする際に遠慮してしまうのですが、「最悪でもゼロ」とはどのようなイメージなのでしょうか。

仮にみんなが既に知っているようなことを発信したとしても、それは別に悪いことではなくて、むしろ積極的に発信しようとする姿勢がとても良いよね!というイメージです。それに、実は知らなかった人がいるかもしれないですしね。

ーなるほど。自分はどうしても間違ったことを言ってしまわないか不安なのですが……。

もちろん間違えてしまうことへの不安はみんなあります。でも、フィードフォースでは間違ったことを言ってしまったとしても、それを責め立てるような人はいません。下記はある日報でのコメントです。

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このコメントへの「いいね!」リアクションの数からも、本当に積極的な情報発信が歓迎されていることが分かると思います笑
あとは「間違ってるかもしれない」ものを抱えてそのままにするよりも、発信することで誰かにヒントや正解を教えてもらえるという利点もありますね。

知ってる / 知らない、どちらも伝えることに意味がある

ー では、社内においてどのように情報発信が行われているのでしょうか。

具体的には、以下の2種類に分けられます。まず1つ目として、自分が新しく学んだり、考えたりした内容を共有しています。絶対に役立つ!という自信がなくても「もしかしたら誰かの役に立つかもしれないな」と思ったらすぐに伝えています。
下の画像は、Qiita:Teamというドキュメントツールに投稿された記事からの抜粋です(ツールは現在 esa へ移行)。このように、日々の仕事を通じて学んだことを共有して、セールスチーム全体の成果向上を目指している社員もいます。

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↑新規テレアポでいかに相手に信頼してもらえるかをまとめたもの↑
会社全体では新規テレアポはほとんど行われないため、
ノウハウを持っている人が少なく貴重な記事

また、情報発信は「知ってる」ことを伝えるだけではありません。2つ目の方法として、自分の「知らない」ことを正直に伝えることで、同じく正しい情報を伝えるというものがあります。以下の例にもあるように「どのようなことを知りたいか」が相手に伝わるように発信できれば、それについて詳しい人からアドバイスをもらうことができます。フィードフォースでは、このような情報発信が日常的に行われていますね。

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↑Slackで助けを求めたら別チームのメンバーが助けてくれた例↑

ー 知らないことを伝えるのも、大切な情報発信なんですね。

「知らない」と正直に言うことはたしかに不安ですが、きちんと正しい情報を伝えることは決して悪いことではありませんよ。逆に、知っているふりをして後で大失敗することの方が不安ですよね。
とはいえ、フィードフォースでも初めからこのように情報を発信する文化があったわけではないんです……。

文化が浸透するカギは「やって楽しい / 嬉しい」だった

ー そうだったんですね!初めはどのような状況だったのでしょうか。

以前までは、社内wikiシステムを使って情報を発信していましたが、情報を羅列するだけで終わっていて、所感や気持ちなど自分の感情を伝える場にはなっていませんでした。
しかし「それでは同じ会社で働いているのにもったいない」ということで、社内にチャットツール(Slack)やドキュメントツール(Qiita:Team、のちにesaに移行)を導入することと合わせて、「情報発信や共有をするといいことがあるよ」という印象を社内に広めてみることにしました。

ー やり始めからすぐに効果が出ていたのでしょうか。

いえ、やはり当初は言い出した人だけが頑張っている状態でした。そこで発信してくれた人に対して、リアクションボタンや口頭などで積極的に反応するようにしました。とにかく「情報を発信したらいいことがある!嬉しい!」と思ってもらえたらいいなと考えてましたね。
「情報発信を奨励する文化」と聞くと、すごく無機質でシステムのようなイメージを抱くと思います。でも、実際は「誰かから強制されて義務だからやる」ではなくて、「楽しいからもっとやってみたい」という共通の認識が文化という形で浸透していったのかなと考えています。

発信も反応も、諦めずにやり続けてみよう

ー 最後に、これから社内で情報発信をしていきたい人へのメッセージをお願いします。

まずは「もしかしたら誰かの役に立てるかもしれない」くらいの楽な気持ちで発信してみてはどうでしょうか。ときにはあまり反応してもらえないこともあります。でも、それは自分の伝え方や発信する場所があまり良くなかったからかもしれません。ある意味、反応をもらえなかったことも1つのフィードバックですよね。
あとは、発信してくれた人に対する感謝の気持ちをきちんと相手に伝えることも大切です。情報を発信した人に「いいことがあった!嬉しい!」と感じてもらえたら、少しずつ気軽に発信できるような環境になっていくと思います。諦めずにドンドン発信しまくってもらえたらいいですね!

ー本日はありがとうございました!

楽しい/嬉しいという気持ちが、気兼ねなく情報を発信できる文化を作るためのコツ」という言葉がとても印象に残りました。
新入社員であるわたしも積極的な発信はもちろんのこと、発信してくれた人への感謝の気持ちも伝えられるようにしていきたいです。

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