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中途採用はスピードが大事!なのに重めの課題選考を実施している理由

フィードフォースの中途採用選考では面接だけでなく、特定の課題に取り組んでいただく「課題選考」を実施しています。
一般的には中途採用はスピードが大事で、選考に時間をかけないほうがいいと言われています。にもかかわらず、なぜ時間のかかる課題選考を行っているのか、をこのnoteでお伝えします。

これからフィードフォースの選考を受ける方や、採用活動に関わる方に読んでいただけたら嬉しいです。

1~2週間で準備してもらう課題選考

フィードフォースで行う課題選考は、事前に課題内容をお伝えして、1~2週間の準備期間の後にお伝えした課題を発表してもらう、というものです(募集ポジションによって内容・形式は異なります)。

例えば人事ポジションの選考では下記の課題に取り組んでいただきました。

【フィードフォースの課題選考例:人事ポジション】
・フィードフォースに入社後、人事としてどのように成果を出すかを考え、資料をつくって発表してください。スコープは入社後1年程度とします
・考えるうえで必要な情報はヒアリングの場を設けるのでそこで聞いてください

上記の課題をお伝えして、1~2週間の準備期間(作業時間にして数時間程度を想定)の後、発表していただきます。発表の際には質疑応答の時間を設けて課題にどう取り組んだかを掘り下げてお聞きしました。

なお補足として、準備が必要な課題選考に取り組んでいただいた場合は些少ですが選考謝礼金をお支払いしています。

入社後のミスマッチをできる限りなくしたい

以上のとおり、フィードフォースではふつうの選考フローに比較してかなり重めな課題選考を実施しています。一般的には「中途採用の成否はスピード勝負」と言われる中、候補者の負担が大きく、時間もかかるこのような課題選考をなぜ実施しているのか。それは、入社後のミスマッチをできる限りなくしたい、という思いからです。

面接だけで見極めるのはお互いに難しい

通常、中途採用の選考は面接を2~3回行って内定を出すのが一般的かと思います。フィードフォースでも、以前まではそうしていました。

しかし、面接という通常業務とはかけ離れたシチュエーションでほんの数回話しただけでは、ほんとうに自社にマッチする方なのかを見極めるのは難しいという思いがどうしてもありました。

ミスマッチが起こると、双方にとってつらい

ここでいうミスマッチは、スキル面・社風面どちらもあります。そして、どちらだとしても、ミスマッチがあるとお互いにとって不幸な結果になってしまうでしょう。

例えば、「これくらいのことができるだろう」と期待して採用した候補者が入社後にその期待に満たなかった場合。会社としてマイナスなのはもちろん、採用された候補者にとっても実力以上の成果を期待されるしんどい状況に陥ってしまいます。

そういったミスマッチをできる限り防ぐために、実際の仕事のシチュエーションに近い課題選考を行っているのです。

候補者の方も見極める場にしていただきたい

また、見極めは採用する側の話だけではなく、候補者の方にとっても会社を見極める場としていただいています。候補者にとっても、ほんの数回面接で話しただけで自分にマッチした会社かを見極めるのは難しいことです。

課題選考を行う過程では、「課題の説明」「候補者からの質問」「課題の発表と質疑応答」「課題終了後のフィードバック」など、面接に比べると多くのコミュニケーション機会があります。

こういった、面接に比較すれば仕事に近いシチュエーションでのコミュニケーションを重ねることで、会社から期待されていること・社風などを感じ取ってもらい、ミスマッチのない会社選びに役立ててほしいと考えています。

人生において大事な「仕事選び」だから、できる限りミスマッチを減らしたい

このように、選考段階でミスマッチがあるとお互いにとって不幸な事態になってしまいます。
課題選考に取り組んでいただくことで、忙しい候補者の方に負担をかけるのは申し訳ないという気持ちもありつつも、人生において重要な要素のひとつである「仕事」にミスマッチが生じるよりはよいと考え、課題選考を実施しているのです。

以上、私たちが課題選考を実施している理由でした。最後までお読みいただきありがとうございました!

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