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自発的に始まった技術勉強会が10年500回つづいている件

会社内で行われる勉強会は長続きしないイメージがありませんか?有志で運営していたものが、運営の負担が重くなったりテーマを考えるのがむずかしかったりで、いつの間にか実施されなくなった。なんて経験をお持ちの方もいらっしゃると思います。
しかし、フィードフォースのエンジニア/デザイナーが毎週行っている技術勉強会は約10年間続いており、2022年11月に第500回を迎えました。

そこで、フィードフォースの技術勉強会がなぜ10年つづいているのか、その理由を勉強会参加社員に聞いてみました!

毎週金曜に行われている技術勉強会は、情報共有パートで各チームの技術的な話題を共有したのち、今回のテーマである勉強会パートに移行します。
勉強会パートでは、週替わりの当番制で担当者が技術に関する発表を行います。テーマは自由で、最近調べたこと・つくったもの・読んだ本など、なんでもOKです。

ここ最近で行われた発表テーマの一部を下記に紹介します。バラエティ豊かで、テーマをみただけでもどんな発表だったのか気になりますね。

【ここ最近の勉強会発表テーマ一例】
・デザイナーが React を学習した
・技術書典に行こう
・Ruby の静的型チェッカー Sorbet の話
・LINE の絵文字を技術面で解説
・フロントエンドエンジニアが電子工作に入門した話

技術勉強会が長くつづいている理由を聞いてみた

そんな技術勉強会が長くつづいている理由を知るべく、社員にアンケートをとりました。実際に勉強会参加している社員はどう感じているのでしょうか?アンケート結果を実際にみてみましょう。

技術・知識習得の機会になる

まず勉強会に参加するメリットを聞いてみたところ、いちばん多く挙がった意見が「技術・知識習得の機会になる」というものでした。
特に、数か月に1度まわってくる発表の場は、学習のいい機会になっているようです。

また、「他者の発表を聴くことが勉強になっている」という声もありました。

このように、「自身の発表の場」「発表を聴く場」が知識や技術習得の機会になっていることが、勉強会がつづいている一つの要因のようです。

お互いのことを知るきっかけになる

勉強会に参加するメリットとして次に多かった意見が、「お互いのことを知るきっかけになる」というものでした。図らずも、勉強会がエンジニアどうしの交流の場としても機能しているようですね。

知識や技術の習得だけでなく、交流の場・お互いを知る場として機能しているので、その後の仕事がやりやすくなっているようです。

堅苦しくない、ポジティブな空気感

これまでのアンケート結果で、勉強会がつづいている理由は、「知識・技術習得の機会」「お互いのことを知る機会」などの参加するメリットにあることがわかってきました。

しかし、ほんとうにそれだけで10年も勉強会が続くものでしょうか?いくらメリットがあるとはいえ、週に約1時間を交流・勉強会にあてるのは中々つづくものではありません。10年500回もつづいているのは、もっと別の秘密があるのでは?

そんな疑問を持ったので、勉強会に参加しているエンジニアに「なぜ勉強会がつづいていると思いますか?」と聞いてみました。
すると、勉強会継続の秘密は「勉強会の場自体の空気感」にあることがわかりました。

単に参加するメリットがあるだけではなく、勉強会の場自体に、堅苦しくないポジティブな空気感が、勉強会が継続している大きな理由になっていることがわかりますね。
参加するメリットがあるだけでなく、「参加していやなきもちにならない」ことが重要なようです。

技術勉強会が10年500回つづいてきた理由まとめ

以上、技術勉強会がつづいてきた理由を、社員アンケートをもとに紹介しました。

「知識習得の機会」「お互いのことを知る機会」という参加するメリットがあったうえで、「参加していやなきもちにならない空気感」が、10年500回つづいてきた理由のようですね。

筆者自身、「なんでこんなにつづいてるんだろう?」と疑問に感じていたのが、このnoteを書くことで解消されました。
最後までお読みいただきありがとうございます。

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