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安心して情報発信できるように。社員向けSNS利用ガイドラインを紹介します

フィードフォースが制定した、社員向けSNS利用ガイドラインをnoteでも公開します!
社員の情報発信を促進したい方、個人のSNS利用方法を見直したい方に読んでいただけたらうれしいです。

社員のSNS利用は大歓迎!でも、最低限守るべきガイドラインはあります

フィードフォースでは社員のSNS利用を禁止しておらず、むしろ推奨しています。
社名や実名を出すことに許可も必要なく、どんどんやりましょう、というスタンスです。

しかし一方で、SNSでの発信には一定のリスクがあります。
そこで、会社を守るため、何より発信者自身を守るための、SNS利用ガイドラインを設けました。以下は、実際に社内で公開されている内容です。

匿名は無敵ではない

まず、SNSを利用するうえでいちばん重要なのは、「完全匿名は(実質)あり得ない」と認識することです。実名・社名を出していない匿名アカウントだったとしても、もし炎上すればなんらかの方法で個人・会社を特定される可能性はじゅうぶんあるでしょう。
また、SNS自体の利用ポリシーを違反した場合には、個人情報の開示を請求される場合もあります。

そのため、「匿名だから何をしても大丈夫」と考えるのは非常に危険です。匿名は無敵ではないのです。
以下に記載するガイドラインは、実名アカウントはもちろん、匿名アカウントであっても守るべきものとしてお読みください。

悪意なくルール違反しないためのガイドライン

以下に、具体的なガイドラインを記載します。
ここでのポイントは、「悪意なくルールをやぶらないための内容にしぼった」ことです。

フィードフォースの社員には、悪意があるSNS投稿をする人はいないと信じています。しかし、悪意がなくても、知識不足や不注意でルール違反を犯してしまう可能性はありますよね。そんな、「悪意のないルール違反をしてしまいがち」なポイントにしぼってガイドラインを策定しました。
それでは具体的な内容をどうぞ。

漫画やアニメの画像を、引用要件を満たさず使用しない

漫画・アニメ・ゲームなどの著作物を、引用要件を満たさずに使用すると著作権違反の可能性があります。

引用要件をざっくり挙げると、「自己の著作物が主であり、引用部分が従」「引用の目的上正当な範囲内」「出所を明示する」「改変など、引用部分の著作者人格権を侵害しない」などです。

細かな要件を把握する必要はありませんが、例えばTwitterで漫画のコマをつぶやくと、ほとんどすべてのケースで引用要件を満たさず、著作権侵害となる可能性があると言っていいでしょう。

「アイコンを好きな漫画のキャラにする」「お気に入りのコマをツイートする」などは、多くの方が悪意なくやっていることです。しかし、「みんながやっているからいいだろう」と安易に考えずにきちんとリスクを把握しましょう。

無断転載の画像をリツイートしない

自分自身が投稿するのではなく、他者の投稿をシェアする場合も気をつけましょう。
例えば Twitter でリツイートをする際は、元ツイートの著作権に気をつける必要があります。無断転載の画像をリツイートした場合、無断転載した投稿主だけでなく、それをリツイートした人も責任を問われる事例も出ているようです。

特に、かわいいペットの bot アカウントは無断転載されているケースが多くあります。少しでも不安であればリツイートはやめておきましょう。

個人を特定できる写真を公開しない

個人を特定できる他者が写り込んだ写真・動画をSNSにアップすると、肖像権・プライバシーの侵害となる場合があります。

特に、有名人を見かけたときについ写真を撮ってしまう、などは悪意なくやってしまいがちなので気をつけましょう。

炎上に乗っかって批判をしない

炎上している何かに乗っかった批判や誹謗中傷に気をつけましょう。
正当な批判を制限するものではありませんが、「相手が悪いことをしている」「みんなが言っている」からといって何を言ってもいいわけではありません。

また、仮に正当な批判であってもその量が膨大になると受け手に過度の負荷をかけることがあります。
「みなが悪いと認識しているもの」に対しては、批判のネジがゆるくなりやすいので気をつけましょう。

会社サイトに掲載されている以外の情報を公開しない

機密情報の漏洩は、会社のガイドライン違反のみならず金融商品取引法違反となってしまいます。
例えば、まだ公表されていない新サービスをSNSで漏らした場合、その情報をもとに株価に影響を与えてしまう可能性があります。

そうならないよう、機密情報の取り扱いにはじゅうぶん注意しましょう。どこまで情報を出していいか?の線引きは、「各会社サイト・サービスサイトに掲載されているもはOK、それ以外はNG」と捉えておくと間違いがないです。


以上が、フィードフォースで定めているSNS利用ガイドラインでした。
社員のSNS利用を促進したい方、個人のSNS利用方法を見直したい方にとって、少しでも参考になればうれしいです。

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