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半年間の成長と貢献を記録に残す。「キャリアプレゼン」始めました

2021年1月から導入された、「キャリアプレゼン」制度を紹介します。成長と貢献を記録に残すことが成長につながると考え導入しました。

定期的に自分のキャリアをふりかえる機会をつくりたい

フィードフォースでは、定期的な人事評価・査定はありません。その代わり、自分のタイミングでいつでも昇級審査を受けることができます。
(定期評価の廃止と昇級審査については下記の記事をご覧ください)

定期評価を行わない「ノーレイティング」を導入して約3年。以前よりも納得感のある評価を受けやすく、成功していると自負しています。

しかし、この評価制度にも欠点がありました。それは、「昇級審査を受けないとキャリアのふりかえりをするタイミングがなくなってしまう」ことです。

昇級審査を受ける際は、「自分自身の成長」「チームへの貢献」「これから挑戦したいこと」などを資料にまとめます。昇級審査資料をつくることで、自身のキャリアをふりかえる良い機会となるのですが、逆に言えば昇級審査を受けなければその機会がありませんでした。

昇級審査を受けなくてもふりかえる機会があったほうがいい。特に若手・経験の浅い社員には、自分自身をふりかえる機会を多く持ってほしい!という思いから、昇級審査と同等の資料を定期的に作成する「キャリアプレゼン」制度を始めました。

半年間の成長とチームへの貢献を記録に残す、キャリアプレゼン

社員は半年に1度、下記項目を盛り込んだ資料=キャリアプレゼンを作成します。

【キャリアプレゼンに盛り込む内容】
・仕事内容の図示
・成長したこと
・チームに貢献したこと
・今後のキャリアビジョン
・発揮したバリュー・自己PR

作成した資料は情報共有ツールの esa に格納され、社員どうしで自由に閲覧できます。

自分自身についての資料を作成して、共有する。言ってしまえばただそれだけの制度ですが、「社員の成長」の観点で大きな意味があると信じています。

成長と貢献に自覚的になることが良い仕事につながる

キャリアプレゼンに記載する内容の多くは、いわば自分自身をアピールするものです。自分がどんな仕事をしているか・どれだけ成長したか・チームにどれだけ貢献しているか、を分かりやすく説明することが求められます。

キャリアプレゼン資料マーケティング

(あるマーケティング担当の仕事内容スライド)

「自分をアピールする」と聞くと、苦手意識を感じる人もいるかもしれませんが、アピールとは実際以上に良く見せることではなく、自分に求められている価値を正確に、分かりやすく表現することを指しています。

顧客やチームから何を求められているのか・どうすれば貢献できるのか・貢献するためにはどんな成長が必要なのか。これらに自覚的でなければ良い仕事はできないはずです。

キャリアプレゼン資料を作る過程で、自身の貢献と成長に自覚的になれます。
自分の貢献したこと・成長したことをふりかえるうちに、もっと貢献したいこと・もっと成長したいことに気づくこともあるでしょう。自分をアピールする資料を作ることで、成長を加速させることを期待した制度なのです。

先輩社員の仕事を追体験できる

提出したキャリアプレゼン資料は、社員であればだれでも見られる場所に保存しています。他者のキャリアプレゼン資料を見ることは、特に経験の浅い若手社員にとって大きなメリットになると考えているためです。

先輩社員のキャリアプレゼン資料には、その先輩社員の半年ごとの成長・チームへの貢献・キャリアビジョンが書いてあります。
その資料を見ることで、先輩社員の仕事をいわば追体験できるのです。

憧れの先輩の資料を見て仕事の参考にしてもいいですし、自分に近い状況にいた社員を探してアドバイスを求めてもいいでしょう。同期の仕事ぶりを見て負けられないと刺激を受けることもあるかもしれません。
こうして、他者のキャリアプレゼン資料を見ることで、自身の成長へとつなげてくれることを期待しています。

以上、フィードフォースで新たに始めた「キャリアプレゼン」の紹介でした。
ちなみに、キャリアプレゼンの提出は一定の等級までの社員が必須で、一定以上の等級の社員は任意としています。しかし、任意提出者の多くが自発的にキャリアプレゼンを提出していたようです。ふりかえりの重要性が社内に浸透しているからかもしれませんね。

最後までお読みいただきありがとうございました!

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